発酵性食物繊維コンソーシアム

食物繊維のパラダイムシフト

食物繊維のもつチカラで、
より良い腸活ライフを

約1.5mもの長さをもつ大腸には数多くの善玉菌が生息し、その種類やパターンも人により様々です。一部の善玉菌にのみ注目するのではなく、すでに大腸内にすんでいる多様な善玉菌がバランス良く活躍できる環境を目指すことが「より良い腸活」への第一歩となります。そのためには、食物繊維を通じてバランス良く善玉菌に餌を与え活性化させるプレ・バイオティクスの考え方が重要になります。

食物繊維のもつチカラで、より良い腸活ライフを

腸内細菌の働きを高める
“発酵性”食物繊維とは?

腸内細菌が食物繊維を分解して、短鎖脂肪酸などの人にとって有益な物質を作り出す過程を発酵と呼びます。食物繊維の中でも特に腸内細菌によって発酵されやすい食物繊維を「発酵性食物繊維」と呼び、最新研究においても次々と明らかになる発酵性食物繊維の腸内環境改善効果に大きな注目が集まっています。

腸内細菌の働きを高める“発酵性”食物繊維とは?

発酵性食物繊維
コンソーシアムについて

食物繊維の新しい概念である「発酵性食物繊維」の機能特性を広めるため医師や専門家らが集まり設立されました。腸活に対する世間的な注目が高まるなか、一般生活において「発酵性食物繊維」の考え方を理解し、日常生活に取り入れてゆくための様々な情報を提供してまいります。

研究会メンバー*50音順

  • 青江 誠一郎 先生

    青江 誠一郎 先生あおえ せいいちろう

    大妻女子大学・家政学部食物学科・教授/農学博士
    日本食物繊維学会 理事長/編集委員
    千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。一般社団法人日本食物繊維学会副理事長。雪印乳業株式会社技術研究所を経て平成15年度より大妻女子大学家政学部助教授に就任。平成19年度より現職。大麦の食物繊維とメタボリックシンドローム予防に関する論文にて、平成22年度日本食物繊維学会の学会賞を受賞。

  • 赤石 定典 先生

    赤石 定典 先生あかいし さだのり

    東京慈恵医科大学付属病院 栄養部係長
    栄養管理のプロとして栄養に関する研究を行い、入院患者の献立の作成や、患者に直接栄養管理の指導やアドバイスも行う。自身が勤務する東京慈恵会医科大学附属病院栄養部が監修した『その調理、9割の栄養捨ててます!』(世界文化社)はロングセラーを記録。

  • 伊藤 明子 先生

    伊藤 明子 先生いとう みつこ

    東京大学・公衆衛生学/赤坂ファミリークリニック院長
    小児科医、公衆衛生専門医、同時通訳者
    東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員
    二人の子どもの出産後に医学部に入学。診療のほか、研究、執筆、講演、テレビなどメディア出演など幅広く活動。近著に「抗酸化ごま生活」など。「腸内細菌ケア外来」開設。

  • 内藤 裕二 先生

    内藤 裕二 先生ないとう ゆうじ

    京都府立医科大学 消化器内科学教室 准教授
    附属病院中央診断部内視鏡室 室長
    京都府立医科大学卒業。専門は、消化器病学、消化器内視鏡学、消化管学、酸化ストレスと消化管炎症、生活習慣病。著書に『消化管(おなか)は泣いています』(ダイヤモンド社 2016年)、『人生を変える賢い腸のつくり方』(ダイヤモンド社 2016年)、『胃がんの原因はピロリ菌です』(大垣書店 2016年)他多数。

  • 岸村 康代 先生

    岸村 康代 先生きしむら やすよ

    フードプランナー
    管理栄養士 / 野菜ソムリエ上級プロ
    一般社団法人大人のダイエット研究所 代表理事
    大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業後、商品開発や病院での指導を経て独立。日本野菜ソムリエ協会ビューティーフードプログラムの監修をつとめる。